結論から言うと、意外に思われるかもしれませんが、ゲームリストはR36S、R36H、R36 Ultraのどれでも同じです。収録内容を決めているのは本体ではなく、メモリーカードだからです。機種ごとに変わるのは、画面の読みやすさと、ゲームの追加方法です。
当店には「R36Hのゲームリスト」や「R36 Ultraのゲームリスト」を教えてほしいというお問い合わせがよく届きます。まるで3種類のカタログがあるかのようですが、実際にはひとつしかありません。その理由と、何より機種によって本当に変わる点をご説明します。
機種が変わってもリストが変わらない理由
理由は3つあり、いずれも技術的なものです。
同じプロセッサー。シリーズ全体でRK3326を搭載しています。動かせるものの上限を決めるのはこのチップで、R36SからR36 Ultraまで共通です。
同じシステム。3機種ともArkOS系の環境で動いており、エミュレーターも同じなので、対応するフォーマットも同じです。
同じ準備済みカード。ゲームは本体に書き込まれているのではなく、取り外し可能なmicroSDカードに入っています。容量が同じなら、R36SにもR36Hにも同じ内容のカードが付属します。
つまり、R36SではなくR36Hを選んでも、ゲームが1本でも増えることはありません。そして、ある機種で動かないタイトルは、別の機種でもうまく動くことはありません。
カードの中身
64 GBカードで約15,000タイトル、128 GBカードで20,000タイトル以上を、約30のプラットフォームにわたって収録しています。8ビット機、16ビット機、1990年代の携帯機、アーケード、初代PlayStation、そして厳選したNintendo 64とPSPのタイトルです。
多くの販売店が触れない点を正直にお伝えします。これらの数字には重複や、遊ぶ価値のあまりないタイトルが多く含まれています。この種のリストはロットからロットへと受け継がれ、誰も整理していません。手に入るのは15,000本の名作ではなく15,000個のファイルで、その中で実際に何度も遊ぶのは数百本程度です。これは当店でもどこの店でも同じことで、メニューを探りながら気づくよりも、ここで知っておいていただくほうがよいと考えています。
プラットフォームごとの詳細と、各システムのおおよその本数は、ゲームリスト完全ガイドにまとめています。内容は3機種すべてに共通です。
機種によって本当に変わること
カタログは同じです。でも、遊んだときの体験は違います。
文字の多いゲームの読みやすさ。これがもっとも具体的な違いです。1990年代のRPGやアドベンチャーゲームは、テレビ画面を前提にした小さなフォントを使っていました。R36Sの3.5インチ画面では、目を細めないと読みにくいセリフもあります。4.5インチのR36 Ultraなら、同じ映像が3分の2ほど広い面積で表示されます。RPGを中心に遊ぶなら、タイトル数ではなくこの点で選ぶべきです。この面積の差は、R36 UltraとR36Sの比較記事で平方インチ単位で測っています。
長時間プレイの快適さ。R36HはR36Sと同じパネルを横長のボディに収めており、両手を広げて手首をまっすぐに保てます。親指を酷使する格闘ゲームやレースゲームでは、1時間ほどで違いが出てきます。詳しくはR36HとR36Sの比較記事をご覧ください。
ゲームの追加方法。Wi-Fiを搭載しているのはR36 Ultraだけです。ほかの2機種では、タイトルを追加するたびにmicroSDカードを取り出してパソコンにつなぐ必要があります。難しくはありませんが、毎週いくつかゲームを追加する人には手間に感じられるでしょう。
64 GBか128 GBか:本当に考えるべきこと
ゲームの数を本当に左右するのはこの選択だけで、3機種すべてに共通します。
| 64 GBカード | 128 GBカード | |
|---|---|---|
| プリインストールのタイトル数 | 約15,000 | 20,000以上 |
| 容量で得られるもの | 8ビット・16ビット機のすべて、アーケード、PS1 | PS1、N64、PSPが増える |
| 空き容量 | 少ない | 追加する余裕あり |
| 追加料金 | - | わずか |
正直に言えば、価格差に見合うのは5,000本の追加タイトルではなく、容量の大きいゲームです。16ビット機のゲームは数百キロバイトですが、PlayStationのゲームは数百メガバイトあります。容量で主に変わるのは、PS1、Nintendo 64、PSPのタイトルをどれだけ収録できるかです。
まとめると、8ビット・16ビット機が目当てなら64 GBで十分です。PlayStationのゲームを追加するつもりなら、128 GBを選ぶか、2枚目のカードを用意しておきましょう。
どの機種でも動かないもの
購入後のレビューで知るより、購入前にお伝えしておきます。
PlayStation 2とゲームキューブは動きません。RK3326にはその性能がなく、3機種のどれでも同じです。動くとうたっているリストは事実ではありません。
Nintendo 64とPSPはタイトル次第です。完璧に動くゲームもあれば、動作が重くなるゲームもあり、単純な法則はありません。この性能帯で誰にも実現できない完全互換をうたうより、ありのままをお伝えしたいと考えています。
ゲームは当時の言語のままです。本体のメニューは複数の言語に設定できます。一方、ゲーム自体は当時のもので、多くは英語、ときには日本語です。誰かが翻訳し直したものではありません。これを知らずに購入した方がもっとも多くがっかりする点ですが、うれしいことに対処法があります。ゲームは何語で遊べるのかをご覧ください。
自分のゲームを追加する
手順は3機種とも同じです。microSDカードを取り出してパソコンにつなぎ、対応するプラットフォームのフォルダにファイルを入れるだけです。R36 UltraならWi-Fiを使えるので、この作業は不要です。
はっきりさせておきたい点がひとつあります。オリジナルを持っていないゲームについては、当店ではなくお客様ご自身の責任となります。
よくある質問
R36HはR36Sよりゲームが多いですか?
いいえ。プロセッサーもシステムも同じで、容量が同じなら準備済みカードも同じです。カタログは共通で、変わるのは持ち心地だけです。
R36 Ultraはリストが違いますか?
こちらも違いません。同じゲームをより大きな画面で表示し、Wi-Fiによって自分のファイルを追加しやすくなっています。
ゲームは正確に何本ですか?
重複を含めて、64 GBカードで約15,000本、128 GBカードで20,000本以上です。本当に面白いタイトルは数千本ではなく、数百本単位です。
付属のカードは交換できますか?
はい、microSDカードは3機種とも取り外せます。元のカードはそのまま保管し、2枚目を好みに合わせて用意するユーザーも多くいます。
R36 Maxのゲームリストは?
こちらも当店で販売しています。R36 Maxは同じシリーズの別機種で、4インチの正方形画面を備え、ベースも異なります。現時点で検証済みのゲームリストは存在せず、自分たちで確認していないリストを掲載するつもりはありません。
まとめ
シリーズ全体でリストはひとつです。リストを持っているのは本体ではなく、カードだからです。機種が決めるのは快適さです。文字の多いゲームには画面の大きさ、長時間プレイにはボディの形、分解せずにタイトルを追加するにはWi-Fi。そしてカードの容量が、容量の大きいゲームをどれだけ収録できるかを決めます。
3機種の商品ページはこちら:R36S、R36H、R36 Ultra。子どもの頃に遊んだゲーム機が入っているか確かめたい方は、プラットフォームごとの詳細もどうぞ。

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