正直にお答えすると、ポイントは2つです。本体のメニューは日本語を含む複数の言語に設定できます。一方、ゲームは発売当時のバージョンのまま動きます。そして付属のカードに入っているのは、多くが北米版や欧州版、つまり英語版です。
これは当店にもっとも多く寄せられる質問で、購入後にがっかりされる理由の第1位でもあります。そのためにコンソールを手放したというお客様もいました。ですから、ご注文の前にこのページを読んでいただきたいと考えています。
ただ、日本語で遊びたい方には、ほかの国の方にはない大きな強みがあります。レトロゲームの多くは日本で生まれ、まず日本語で発売されました。日本版は実在し、ご自身でカードに入れることができます。
メニュー:日本語に対応
初回起動時に、本体がインターフェースの言語を選ぶよう求めてきます。選べる言語には日本語のほか、英語、韓国語、中国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語などがあります。プラットフォームやゲームリスト、設定画面を日本語で操作できます。
これは3機種すべてに共通です:R36S、R36H、R36 Ultra。いずれも同じシステムで動いています。
ゲーム:発売当時の言語のまま
レトロゲーム機はゲームを翻訳するのではなく、そのまま再現します。起動するファイルは、20年前や30年前に発売されたときのデータそのものです。カードに入っているのが北米版なら、そのゲームは英語で表示され、本体の設定で変えることはできません。
この業界で出回っている準備済みのカードは、主に北米版で構成されています。理由は単純で、もっとも広く出回っていて、集めやすいからです。そのため、日本で生まれたゲームであっても、カードの中では英語版になっていることがよくあります。
つまり、本体の不具合ではありません。収録内容の選び方の問題であり、ご自身で変えることができます。
ここが大きな違い:日本版はたくさんある
ファミコン、スーパーファミコン、メガドライブ、PCエンジン、ゲームボーイ、初代プレイステーションの時代、多くの名作は日本のメーカーが作り、まず日本で日本語版として発売されました。日本版は正規のオリジナルで、北米版の代わりに使うことに何の問題もありません。
具体的な手順はこうです。microSDカードを取り出してパソコンにつなぎ、該当するプラットフォームのフォルダーに日本版を入れます。次に起動したとき、そのゲームがリストに日本語版として表示されます。
R36 Ultraなら、Wi-Fi経由で本体を分解せずにこの作業ができます。これがこの機種の大きな魅力で、詳しくはR36 UltraとR36Sの比較で解説しています。ほかの2機種では、カードを使って入れ替えます。
なお、原作のソフトをお持ちでないゲームの扱いは、お客様ご自身の責任となります。
時代別に見る日本語版の見つけやすさ
日本語版がどれだけあるかは、世代によって変わります。目安は次のとおりです。
| 時代 | 日本語版 | 補足 |
|---|---|---|
| 8ビット、1980年代前半 | 非常に多い | ファミコン用ソフトの多くは日本で発売された |
| 16ビット、1990年代 | 非常に多い | 日本のメーカーの作品は日本版が先に出ている |
| 1990年代の携帯機 | 多い | 海外メーカーの作品は英語版しかない場合も |
| プレイステーション、1990年代後半 | 多い | 海外で作られたソフトは日本未発売のこともある |
| アーケード | 多い | 文字は少なく、もともと日本語のものも多い |
考え方はシンプルです。日本のメーカーが作ったゲームなら、日本版はほぼ確実に存在します。逆に、欧米のメーカーが作り日本では発売されなかったゲームには、日本語版がありません。
日本版の見分け方
レトロゲームのファイル名には、ほとんどの場合、地域を示す表記が付いています。業界共通のルールなので、見ればすぐにわかります。
主に(USA)が北米版、(Europe)が欧州版、(Japan)が日本版です。(USA, Europe) のように複数の表記が並ぶものや、(En,Ja) のように収録言語が書かれたものもあります。
実際に探すときは、(Japan)の付いたファイルを選んでください。注意したいのは、タイトルが日本と海外で違う作品があることです。たとえば「ロックマン」は海外では「Mega Man」という名前で、カードのリストもその名前で並んでいます。
日本語にならないもの
期待しすぎないために、先にお伝えしておきます。
日本で発売されなかった欧米のゲーム。カードには欧米のメーカーの作品も入っていますが、日本未発売のものには日本語版が存在しません。
文字の少ないアーケードゲームの一部。そもそも訳す文章がほとんどなく、英語表記のままのものがあります。
カードの初期状態。何もしなければ、多くのゲームは英語版のままです。日本語で遊ぶには、ご自身で入れ替える必要があります。
英語が読めなくても買って大丈夫?
これが本当の問題で、答えは遊びたいジャンルによってまったく変わります。
まったく問題ないもの:アクション、レース、格闘、シューティング、スポーツ、パズル。文章を読まなくても遊べます。8ビットと16ビットのライブラリの大部分を占めていて、多くの方が求めているのもこのジャンルです。
購入前に考えておきたいもの:RPG、アドベンチャー、シミュレーション。文章が中心のゲームなので、会話がわからないと楽しさが半減します。このジャンルが好きな方は、日本版への入れ替えを前提にしてください。
お子さま向けの場合:アクションゲームでは言葉の壁はほとんど気になりませんが、文章中心のゲームでははっきりと遊べなくなります。
よくある質問
本体を日本語にできますか?
はい。インターフェース、メニュー、設定は最初の起動時から日本語にできます。発売当時のままなのは、ゲームのほうです。
ゲームを翻訳する設定はありますか?
ありません。そう言っている人には注意してください。エミュレーターは発売されたままのゲームを動かすもので、翻訳はしません。
日本語版のゲームを追加できますか?
はい。日本版をそのプラットフォームのフォルダーに入れるだけです。microSDカード経由、またはR36 UltraならWi-Fi経由で行えます。
最初から入っているゲームのうち、日本語版はどれくらいですか?
少数派で、根拠のない割合をお伝えすることはしません。準備済みのリストはロットによって異なり、主に北米版で構成されています。初期状態では英語版が中心だと考えてください。
R36HとR36 Ultraでも同じですか?
はい、まったく同じです。システムもカードも同じなので、状況も変わりません。詳しくは機種別のゲームリストで解説しています。また、ゲームリストのガイドでは、各カードの中身をプラットフォームごとに紹介しています。
まとめ
メニューは日本語、ゲームは発売当時の言語のままです。そして付属カードには北米版が多く入っています。アクション、レース、横スクロールのゲームなら何も困りません。RPGでは大きな違いになりますが、解決策ははっきりしています。正規の日本版が数多く存在するので、ご自身で入れ替えてください。
ご注文前に不安な点があれば、遊びたいゲームを2つか3つ挙げてお問い合わせください。日本版があるかどうかを率直にお答えします。答えが「ない」の場合も、そのままお伝えします。

15,000+のレトロゲームを遊ぶ準備は?
R36Sは15,000ゲームプリインストール済み。追跡付きで世界中へ送料無料でお届けします。